キャリアブレイク中のお金のこと #008 ~iDeCoの種別変更~

Career Break

今回は、退職後にする手続きの最終章(笑)です。
個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入されていない方には全く関係のないことになりますが、ご興味のある方は是非ご覧ください。

前回はこちらから↓
キャリアブレイク中のお金のこと #006 ~保険・年金の移行手続き~
キャリアブレイク中のお金のこと #007 ~失業手当の申請~

iDeCoって何?

一応復習です。

◆iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)は、自分が拠出した掛金を、自分で運用し、資産を形成する年金制度です。
◆iDeCoはご自分で申し込み、掛金を拠出し、ご自分で運用方法を選んで掛金を運用します。 掛金とその運用益との合計額を給付として受け取ることができます。
◆iDeCoでは、掛金、運用益、そして給付を受け取るときに、税制上の優遇措置が講じられています。
公式ページからの抜粋

詳しくはこちらの公式ページに詳しく書いてあります。
iDeCoの特徴|iDeCoってなに?|iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)【公式】

簡単に言うと、「自分の年金を自分で積み立て(拠出)て、将来的に自分自身が受け取る」という制度で、同じようなしくみは保険会社などもたくさん商品を出しているのですが、iDeCoは政府の提供している仕組みなので、積み立てる時に保険とは異なる税制上の優遇を受けることができます。

ただ、メリットばかりではなく、60歳までは引き出すことができない、運用成績によっては元本割れする可能性もある、などのデメリットもあります。また、最近のよく話題になっていますが、国の制度なので、状況によっては、数十年先の受け取る頃には加入した時と条件や税制優遇の内容が変わっている可能性も多々あります。(私はどうせ変わっているだろう、と期待はしていません。)

上記のメリット・デメリットを理解した上で、加入されている方はご自身の判断で運用をされているとは思います。というか、理解せずに始めるのは危険ですよ!自分の身を守れるのは自分だけです~。

転職・退職した時にすることは?

今回は、iDeCoの紹介ではなく、退職時にする必要のある手続きについてまとめますので、いよいよここからが本題です。

公式ページへはこちらからどうぞ。
iDeCo加入者で転職・退職された方へ|転職・退職された方|iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)【公式】

今回、私は次の職場を決めずに辞めたので、転職ではなく退職です。また、退職前はiDeCoに加入していました。なので、今回私がする手続きは、

iDeCoに加入していた→国民年金第1号被保険者(自営業者等)になった人向けの手続きとなります。

必要な手続きは、「個人型確定拠出年金(iDeCo)加入者の国民年金に係る被保険者種別の変更」で、「加入者被保険者種別変更届(第1号被保険者用) (K-010A) 」という書類を運営管理機関に提出するそうです。で、公式ページには見本の書式が添付されているのですが、結局なところ、運営管理機関に問い合わせて書類を取り寄せる必要があります。
運営管理機関ってどこだよ。と思った私は、とりあえず口座のある楽天証券のiDeCoのページを開いてみました。ホーム→左上「メニュー」→確定拠出年金iDeCoと進みます。

なーんだここからできるのか。と思いながら進みます。
この先は2段階認証などをして、サイトに言われるがまま、書類の変更手続きをしていきます。どうやらここから必要書類の取り寄せができるようです。
ちなみに私は、この手順自体は正月の間にしていたので、現在は以下のような状況として表示されています。

で、手元にはこのような書類が届きました。

あとは指示されているままに記入して、投函したら終わりです。基礎年金番号などを記入しないといけないので、青い年金手帳を引っ張り出して書きました。

さて、ここで問題が。

掛金はいくらにする?

第1号被保険者の場合、令和7年1月21日時点では5,000円~68,000円まで自分で決めることができます。

ここでキーとなってくるのが、iDeCoの税制面での優遇です。iDeCoの掛金は全額が所得控除されます。つまり、今年の収入額から掛金合計を引いてから所得税などの税金がかかるということです。月5,000円なら年間で60,000円、月68,000円なら年間で816,000円を年間の所得から引くことができます。

私は今年は失業手当+ちょっとしたアルバイトで生活をしようと思っているのですが、失業手当分は所得としては含まれませんので、アルバイトをどのくらいするのかによって、掛金を調整しなければいけません。

掛金を最小の5,000円にして、アルバイト代がたくさん入ってしまうと、もちろん所得税や住民税が課税されます。
かと言って、バイト代以上の掛金にしたら、何のためにバイトしてるのか・・という状況になる上に、所得控除の恩恵も受けられません。なんせそれだけの所得がないんだから・・・。

つまり、アルバイトの見込み額(年間)から基礎控除などを引いた上で、さらにiDeCoに入れる金額を引いても、家計に余裕をもたらすほど手元に残るように・・・。

いや、無理~!!!

現時点では不確定要素が多すぎて、決めることができません。

失業手当がいくらもらえるのかもまだ分かっていないし、職業訓練だって入試もまだです。アルバイト先も決まってないし時給だって分からない。

ということで、書類の提出はもう少し後にしようかと思います。これ〆切いつなんだろう・・・。職業訓練の合否が分かるのはおそらく1月末日か2月頭。せめてこれが決まってからにしようかな・・。1月分の拠出は先月ですでに終わっているはずなので・・

あ、だめだ。。今通帳を確認したら毎月26日前後に引き落とされてる・・。

やっぱり見込みで考えなきゃダメそうです。。。

まとめ

と、いうことで、拠出金額は決まっていませんが、必要な手続きについてはまとめたので、今回はこれでヨシとします。

誰かの何かの役に立ったら嬉しいです☆

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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