今回はまるっと退職後の社会保障関係についてわかったことをまとめます。
前回まではこちら
#001:辞めよかな、と思えるまでのお金の話
#002:辞める、と決めるまでのお金の話
#003:辞める、と決めてからのお金の話。
仕事やめたらどうなるのか気になっていたこと、調べてきました。今回は主に役所で知った情報についてまとめます。雇用保険はまた次回に。
健康保険
退職時に今持っている保険証は返却となります。
退職後の選択肢としては3つあります。
- 現在の会社の保険組合で任意継続をする
- 家族の扶養に入る
- 国民健康保険に加入する
まず1。私の今の会社は国保連合なので、任意継続という制度はありません。よって1は不可。
次に2ですが、結婚している人はご主人の扶養家族になることによって、無料で保険証を手に入れることができるようです。が、パートナーのいない私にはその手段もなし。
実は、いい歳して父の扶養に入れないかなーと思って調べたんですが、同居しているので扶養に入ることは可能そうですが、どうやら失業手当をもらいだすと扶養の範囲以上の収入と見なされ、結局その時点で扶養からは外れることになるようです。入って抜けて、という手間をしてくれる会社もあるそうですが、あまり迷惑をかけたくないので、すんなり諦めました。娘と二人の保険料、結構大きいんですけどね・・
ということで、選択肢は3しかありません。
年末退職なので、役所の年始の休みも気になり、とりあえずどんな手続きになるのか聞きにいきました。以下、窓口で教えてもらったことです。
- 保険証を返却すると、そのうち健康保険資格喪失証明書というのが届く。
- 健康保険資格喪失証明書とマイナンバーカードを持って役所へ行き、国民健康保険・国民年金の加入手続きをする。減免手続きもその時にできるとのこと。減免が不要なら郵送でも加入手続きは可能。
- 2024年12月から新規の保険証は発行していないためマイナンバーカードに紐づけとなる。
保険料の減免について
前年の年収から大幅に下がると減免制度が使えます。もちろん使う予定です。
減免制度には、いくつか種別があり、特定理由離職者だと受けれる減免もあるそうです。
特定理由離職者になるためには、ハローワークへ離職票を出して認定を受けないといけないので、ひとまずは、所得低下の減免を申し込む予定です。保険証ないとかかりつけ医を受診できないし・・・
減免自体はあとから申し込んでも発生日までさかのぼって適用されるそうなので一安心。
国民年金
年金も同様、今の厚生年金から国民年金に変わります。
手続き自体は上の健康保険の手続きと一緒にできるので、あちこち行く必要はなさそう・・
国民年金も免除制度があり、雇用保険受給資格者証があれば免除や猶予ができるそうなのですが、ネットかどこかで”免除にするとiDeCoに入れない”的な情報を見たことがあり、判断は慎重にしなければ、と思っています。役所の方に聞きましたが、ここではわからないので年金事務所に問い合わせるよう言われました。
せっかく第1号保険者になるのでiDeCoの上限上がるから、これを機に資金を移しておこう!と計画してたので、なんとも気になるところです。
でもそのうち改定で会社員でも上限が同じくらいになりそうですね。。。なんだかなぁ~
ちなみに国民年金は1か月分ごとの支払いから、2年まとめて前払いまで多様な支払い方法があるみたいです。金額的にお得なのは2年分の前払い。割引がある上に来年保険料が上がっても影響がありません。2年分クレカ払いで398,590円、口座振替だと397,290円とさらに少し安くなります。ポイント還元を考慮するとどの払い方が一番お得なんでしょうか・・・
住民税
住民税は前年の所得に応じて課税額が決まります。
これが一番の難題かも・・と思っています。ちなみに私の住んでいる市では減免制度はありますが、いろいろ条件があるようです。たしか税額が決まるのは6月頃だったし、確定申告をしないと自分の収入もはっきりわからないので、これはまたの機会にしました。
頭いっぱい
ネットでは調べ切れなかったいろんな情報が手に入ったのはいいのですが、すべてを総合するとどれから順に回るべきか・・・なかなか頭を使います。
今回ここに書いたのは社保関連だけですが、実はここに雇用保険が複雑に絡んでくるんです・・。
ほんと絶不調の時に退職してると、これらの情報全てが退職後、となります。11月末退職か年末退職かで悩んで年末にして本当によかった、と心から思っています。心と体が回復する時間があって、頭も動くようになってきています。
このブログでの、学んだことのアウトプットもなかなかいいですね。(うまくまとまってなくてごめんなさい)
私のこの経験がいつか誰かの役に立ちますように・・・。