今回は以前書いていた、カレンダーのデザインの続編です。
前回はこちらから
カレンダーのデザイン| 四十の手習い
これまでのデザインの勉強についてはこちらから
四十の手習い
デザイン修正&決定
夏休み前の7月下旬に一度完成させたデザインを、最終調整して、これから印刷します。
ということで、久しぶりに見た自分のカレンダー案。
これでいいかな、と思っていましたが、なんと先生のチェックで、
「数字が上下にバラついてるように見えるけど、これでいいの?」と。
そうなんです。
私のカレンダーに使用している数字は、元々上下に上がったり下がったりしているフォントなのです。
英数字は、日本語ではなく英語のフォントを使うととても綺麗に見えるので、
英語フォントの中から選んでいました。
そして、私はわざわざ上下に動きのあるフォントを選んでいたのです。
なので、私的には、そうゆうフォントだし、それが可愛い!と思っていたわけですが、
確かに言われてみると、カレンダーの数字が波打ってるように見える!!!
ということで、修正です!
同じフォントで高さが揃うようにしてみたり、似たようなフォントで高さが揃っているのに変えてみたりしましたが、なんとなく違う・・・。
でも、一度歪んで見えるようになってしまうと、気になってスルーもできない(笑)
ということで、ここから迷走が始まりました。
紆余曲折を経て、最終的にできたデザインが、これ。
- こちらが最終版
- 第4弾
ぱっと見は一緒ですが、フォントが変わってるので、イメージがだいぶ変わりました。
(と、私は思ってます)
最終は、好みだね、と言われましたが、カレンダーとして人気があるのはこちら、と言われた方を選びました。数字が読みやすくて機能性が高い方が好まれる、とのこと。
カレンダーを印刷する
デザインが完成したら、次は印刷です。
上の写真はレーザープリンターで印刷したもの。
これから、オフセット印刷という印刷の方法で大量印刷していきます。
みんなで協力して印刷機を動かしてカレンダーを印刷したら、裁断&ラッピングして出来上がりです。
印刷機を使うのはこれが初めて。
コンピューター上ではRBG(光の3原色)のカラーで表されているものを、紙の上ではCMYK(インクの色)というカラーで表されます。
この色のズレが出ないようにインクの量やらその他色々を調整していくのですが、
めんどくさいので、ほとんど端折って、とりあえず現段階で出来上がっているものを記録しておきます。
学校にある印刷機は、一度に2色しか刷ることができません。
なので、CMYKの4色のうち、C (シアン)とM(マゼンダ)で一度刷り、Y(イエロー)とK(ブラック)でまた刷る、という流れになります。
先日の実習では、CとMの版を用いてまず1回目の印刷をかけました。
で、できたのがこれ↓
なかなか普段この状態を見ることはないと思うので、記念にもらって帰ってきました。
ちなみに印刷は400枚程度刷ったのですが、20−30枚に1回くらいインクの濃度やごみの付着がないかなどのチェックをします。
その時に抜いた分です。
そもそも色の濃さ云々の以前に、4つのインクが同じ場所に乗らないと綺麗な色になりません。
それを合わせるのがすごく難しい。
拡大ルーペを覗き込んで、0.1mmのズレを見つけて印刷機を調整します。
印刷が始まったら、インクの濃さも目視と機械とで見ながら、インクが薄いところは多くしたり、とものすごく大変。
今回の印刷をするのに、途中インクがすごく薄くて、すごく苦戦しました。
結局劣化していた1年に一度替えるというゴムの部品を交換したりと悪戦苦闘して、なんとか終了。
次回の印刷でYとKを載せたらフルカラーになります!
楽しみ!
まとめ
今回はカレンダー制作のデザイン決定と、CMの印刷の記録でした。
完成が待ち遠しいです☆
今回も最後までお読みいただきありがとうございました☆





