兵庫県高砂市と加古川市にまたがる高御位(たかみくら)山にハイキングへ行ってきました。
高御位山
高御位山は別名:播磨富士と呼ばれる、兵庫県高砂市と加古川市にある山で、いくつかの山と合わせて播磨アルプスと言われています。標高は、三角点で299.8m、山頂は304mの低山です。
登山ルートもいくつかありますが、今回のルートは、年初ということもあり、鹿島神社へ参拝してからの、鹿島神社登山口~高御位山頂(高御位神社)~北山鹿島神社登山口、の神社満載ぐるっとコース(自分で名付けました)です。
いざ、出発
天気は快晴。
朝10時に鹿島神社近くの駐車場に車を停めて、いざ出発~
チタン製の輝く大鳥居をくぐると、神社までの表参道?には多くの露店が並んでいました。正月だからかすごく多くて驚きです。私には初詣に行くという習慣がないので、こういった光景はとても新鮮です。
ここから神社に入ります。
破魔矢?のゴミ?のようなのが灯篭につっこまれていますが、これは風習なんでしょうか・・。これまた不思議な光景でした。
掲示されている通りにお参りを済ませて、いよいよ、登山口です。
登山スタート
雰囲気のある鳥居をくぐってそのまままっすぐ進むと、落ち葉の積もった林道に続きます。しばらく進むと視界が開けてきます。このあたりからは植物の少ない岩山をどんどん登っていきました。この岩山、百聞岩という一枚岩だそうです。上ったところに展望台があり、そこで上着を脱ぎ、登山モードへ。
実は一番いいところの写真がなくてほんとにほんとに残念なのですが、こんな序盤から一番の山場だと思わなかったので、普通に必死に登山してました。
六甲山系にはあまりないような、傾斜はキツくはないけど、そんなにデコボコしていない岩を登るので、ちょっと怖かったです。どこに足を置いたらいいのか分からず、かといって手をひっかけるところもなく、ここは靴が滑ると怖くて登れないかも。是非ともハイキングシューズで登ることをおススメします。
そこからいくつかの小さな山を越えて、高御位山頂を目指します。
今回のハイキングコース、途中休憩する度に下に広がる景色が楽しめます。あまり植物が生えていないので、景色を見ながら神社の鳥居を見つけたりもできます。また、歩いてきたルートも見えやすく、とにかく視界が広いのですごく気持ちがいいように思います。この日は天候にも恵まれ、風が吹くと汗ばんだ体に心地よく、冬の日差しは暑すぎず、なかなかいいハイキング日和でした。
山頂到着
やっと山頂につきました。山頂もかなり視界が開けていて、360度見渡すことができます。
そして山頂には高御位神社という神社がありました。なんとこの神社、パワースポットらしく、説明書きも掲示してありました。
パワースポットの聖地 出雲大社と伊勢神宮 のちょうど真ん中(緯度経度)にあります。また地磁気水平分力は30900nT(ナノテスラ)で伊勢神宮と出雲大社と同じ値です。
ナノテスラという単位は初めて聞いたのですが、パワースポット好きな人にはきっとたまらないのでしょうね!神々のパワーを感じながらお昼ご飯です!
ランチタイム
お昼ごはんは、冬のハイキングでは安定のNo1☆であるカップラーメンを持参し、途中で買ったおにぎりを友人のホットサンドメーカーで焼いてもらい、体温まる食事を楽しみました。
最初は、寒すぎて?ボンベに火がつかず、もう一人の友人の母が持たせたカイロと、私の自作断熱カバーを用いることでやっとこさ無事火がつく、というトラブルや、なんとカップ麺なのに箸を忘れるという大失態など、いろいろ盛り上がったランチタイムでしたが、山でのごはんもひとつの楽しみですね。寒いけど。笑
こうやって調理したものを食べたりすると、携帯ガスコンロ?がほしくなります。でも導入してしまうと他にも荷物が増えて、そしたらザックも大きくしなきゃ、とまたさらにお金がかかりそうです。現在無職の私にとっては絶対に手を出してはいけないギアだと心に留めています。
そしてランチタイムも写真がありません・・。なぜなら、もうおなかがペコペコすぎて、そして寒すぎたため、写真を撮る余裕もなく、温かいものを体に放りこんでいたからです。友人が撮ってくれた写真にはワイルドにむさぼっている私の姿がありましたが、ここにはそれは晒せません。笑
たっぷり2時間弱休憩したところで、あとはひたすら下山です。
下山へ
下山と言っても、またいくつかの?山を越えながら下っていくわけですが、なんと最後の方で尻もちスッテン。やっぱり下りは危ないですね。寒かったので厚着をしていたおかげで打ったところは無傷ですが、直前に手袋を外していたので、右手にすり傷ができていました。やっぱり素肌むき出しは危険です。気をつけましょう~
最後は無事、北山鹿島神社に到着し、登山は終了。あとは駐車場まで池を見ながら歩きました。
駐車場まで戻ったのがだいたい15時半くらいだったと思うので、ちょうど5時間半のハイキングでした。(うち2時間程度休憩)
今回のまとめ
- 高御位山はハイキングから軽登山にステップアップしたい人にはとてもいいコース。ただし、最低限の装備は必要。
- 風がかなり吹くので防寒具はしっかり。
- 運動不足気味での下り道は危険。最後まで油断しないように。
- パワースポット好きにはたまらないかもしれない。
今年はいっぱい山に行きたいなぁ~
一緒に行く人大募集中です☆
最後まで読んでくれてありがとう。