霧氷を求めて関西のマッターホルン高見山へ行ってきました。
ルートとタイム 天候
今回は、榛原駅で集合し、霧氷バスという予約制の期間限定バスで登山口まで行き、登山し温泉に降り、そこにバスが迎えにくる、というルートでした。
8:20 榛原駅からバス出発
9:40 高見登山口から出発
11:00 小峠 通過
12:30 高見山 山頂 到着
13:00 山頂 出発
14:10 避難小屋 通過
15:10 たかすみ温泉 到着
16:00 バス出発 帰路へ
歩いた時間は5時間30分でした。
最強寒波の真っ最中でほぼずっと雪、午前中は晴れ間もありましたが、昼からは吹雪でした。
いざ、マッターホルンへ!
ではここからは写真とともにお楽しみください。
- 高見登山口。さぁ登山開始~
- いきなり雪です。足元のぬかるみに雪がかかって美味しそうなチョコみたいです。
- すっかり雪景色です。
- 雪積もってるかも、のレベルじゃないです。
- 小峠まで来ました。これから鳥居をくぐって急斜面を登ります。
- 傾斜も険しく雪も深くなってきました。
- 葉についた霧氷。キレイです☆
- まだまだ登ります
- アナ雪の世界ですごくキレイでした☆
- ますます雪が深まります
- 山頂の霧氷です。風が強いので霧氷モリモリですね。
- 高見山山頂到着!視界なし(笑)
- よく見てください。-5度です。 お昼食べたらさっさと下山します!
- 下りは吹雪すぎてカメラ出せず。降りてくると日差しも戻り、だいぶ雪がなくなっています。
- かわいいツララ発見
- ハイキングはここで終了。温泉街のような光景です。このあとお風呂に入って帰宅です~
ということで、この先にあるたかすみ温泉というところでさっとお風呂に入り、迎えのバスに乗り込みました。
ここのお風呂がまた最高だったんです☆バス乗車特典としての割引があり400円と格安で入れたんですが、新しいのかキレイなお風呂で、露天風呂では岩やサザンカに雪が積もってしかも雪がパラついてて、もう最っ高のお湯でした。ここの写真を残したいよね~と女子3人で談笑。
山頂で飲めなかったコーヒーを片手に、心地よい倦怠感とともに、バスに揺られて帰りました。
今回の服装
今回は雪山ですよ~!何持ってこ~?!と思ってもないものはない。いつものです。
上半身:肌から近い順に
・ミレー ダイナミックメッシュ
・ユニクロ メリノウールのセーター
・Nano Universe オクタ素材のセーター?
・モンベル ノマドパーカー
・モンベル ダウンジャケット
・マーモット ゴアテックス製ジャケット
下半身
・オクタ タイツ(半自作)
・ユニクロ 暖パン
・ラップスカート(ハンドメイド)
・雨具下 モンベル ストームクルーザー ジップオープン
小物
・ネックウォーマー ミズノ、オクタ(ハンドメイド)
・手袋 指ナシ手袋(写真なし) スキー用手袋
・靴下 モンベル? スマートウール
・ザック グレゴリー ジェイド28
・チェーンスパイク モンベル
・靴 キーン ターギーⅡミッド
・サングラス スワンズ
・トレッキングポール ネットで購入した安い折りたたみ式の物
・カイロ 靴下用・手用2つ
いつもとの違いは暖パンの下にオクタのタイツを履いたこと、ニット帽の代わりにネックウォーマーを持っていったこと、くらいでしょうか。最近はフードを被ると温かいということが分かったのでニット帽は使いません。日よけがいるときはツバつきのがいりますが、今回は持って行きませんでした。途中吹雪の中歩く時は目元まで覆えるネックウォーマーがなかったら凍傷になっていたと思います。
この日は、ダウン以外を全て着こみ、雨具は最初から最後まで上下着ていました。ちょっと登るとすぐ暑くなったので、ノマドパーカーは脱ぎ、いつもの低山の恰好とあんまり変わりません。山頂での休憩場所はマイナス5度だったので上着を脱げず、結局ダウンは帰路まで使いませんでした。ちょっと意外でしょ。
前回の反省を元に、今回は靴下用のカイロを使いましたが、これが大正解!熱くなりすぎず、ズレもしないので本当に良かったです。他にも大きめの貼らないカイロをズボンの前ポケットに一つずつ入れて終始暖を取りました。
感動したのは雨具のすごさ!あんな吹雪の中でも全く濡れない上に、寒くもありません。今回初めてザックカバーも使いました。
山のウエアのすごさを体感した1日でした。
おまけ
今回はイレギュラーが色々あり、自然の厳しさを体感した山行でもありました。
雪山を歩き始めてしばらくすると林道で人が集まっていて、よく見ると1人横になっています、雪の上に。どうやら体調が悪くなり動けなくなったらしく、他のハイカーが電話で北緯〇〇度・・とレスキューを呼んでいるようでした。エマージェンシーシートを渡ししばらく見ていましたが、起き上がりもう大丈夫と顔色も良くなったので、そのまま通過。すぐ上にレスキューの赤い車が停まっていたので、ちょっと戻って車がいることを教えてあげました。
なぁんだ、早いなぁ~。雪がすごいから万全の対策をしてるのね、と思ってそのままどんどん進んでいると、今度は前から担架のフレームを担いだオレンジのお兄さんが。レスキューですか?と聞いたら、昨日から二人遭難してて・・・
え!!!そうなん!?遭難?!
と驚いたのも束の間、さらに上ると今度は10名くらいの捜索隊が・・・
という出来事がありましたが、我々は無事下山。
あれから数日経ちますが、まだ見つかったというニュースが出ていません。心配ですね。雪が解けると下からゴロゴロ出てくるとかなんとか・・・。おそろしや・・・・
なんでも無理は禁物ですね。
にしても、今回はほんと最高の山行でした~☆
さて次はどこ行こうかな~♪