娘との甘~い時間 | 退職後の暮らしのこと

Career Break

仕事辞めてほんとに良かったなぁ~。

今回はそう感じたエピソードを記録しておきます。

バレンタインデー

そう。本日、2月14日はバレンタインデーですね。高校生の娘は、友達とお菓子の交換会があるから、ということで、毎年のようにクッキーやらチョコやらを作って持って行っていました。確かに思えば毎年作ってたなぁ~と思います。でもそれは私にとっては他人事というか、出来上がったもののおこぼれをもらう、という立ち位置でした。

それが、今年は一緒に作ったんです!

たまたまいつも一緒に作っていた母が不在で、私がヒマだった。ただそんな条件が揃ったから起こったことなんですが、これが思いのほか楽しかったんです。

お菓子作り

そもそも私は若い頃からお菓子なんて作ったことありませんでした。小さい時は甘いものがあまり好きじゃなかったし、働きだしてからはもちろんそんな時間ありません。シングルマザーになってからなどもってのほかです。夜まで働いて帰って、また次の日、というよくある父親のような生活をしていました。

娘はお菓子作りが好きなわけではないとは思うのですが、そういえば小学生の頃から母とクッキー作ったりしていたような気がします。娘の事なのに何も知らない。笑

娘は幼い時からプリンセスが好きで、結構女の子なタイプでした。私は全くもってそんなタイプではないので、親子でも全然違うんだなぁ~と思っていました。

もちろん、お菓子なんて私は作れませんので、今年一緒に作った、と言っても、実際は横で見て手伝っていたようなもんです。

前日に何作るか一緒にTicTok見て決めて、必要な材料のうち買わないといけないものは何か探して、朝から一緒にスーパーに買い出しに行って、レシピを見ながら作る娘の手伝いをする。ふるいの使い方を教えたり、バターを切って量ったり。昔オーブン代わりにグリルでクッキー焼いたら焦げてしまってもうそれ以降友達が来なくなった、という昔話で盛り上がりながら、本物のオーブンの予熱を待ったり。焼き上がったクッキーに映える盛り付けをして一生懸命写真を撮ったり。つまみ食いしながら、たべっこ動物に書かれた英語の動物名の当てっこをしたり。

貴重な時間

どれもこれも普通のことで、きっとありふれたことなんだと思いますが、私はこんな時間を娘と持ったことがなかったような気がします。

仕事辞めてなかったら、こんなにも娘に関わってなかっただろうなぁ~と思いました。たぶん興味もなかったと思います。今は暇でちょっと時間を持て余していて、気持ちに余裕ができたからこそ出来た時間だと思います。

なんか後からじんわり幸せな気分になりました。いい時間だったなぁ~と。

これ、仕事辞めてなかったら絶対存在しなかった時間であり、気持ちです。

娘が巣立つ前にこんな時間が取れてよかった、と心底思います。高校卒業したらきっと親離れしていくと思うので、最後に母親っぽいことができてちょっと自己満足です。

いや、今までどんだけしてなかったんだよって感じですが、きっと働く親ってみんなそうなんじゃないかと思います。違いますかね?

仕事辞めてよかったと思った、そんな1日でした。

 

取り留めのない話を最後まで読んでくれてありがとうございました。

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