ハローワークでは不定期でいろいろな就職支援セミナーや職業体験セミナーを開催してくれています。無職暇人で好奇心の強い私は早速応募し、先日2つのセミナーに参加しました。そのうちの1つ、職業訓練セミナーの中で「ジョブ・カード」についての説明があったので、今回はその辺りの体験談をまとめようと思います。
ジョブ・カードってなに??
そもそもジョブ・カードって何でしょう。正直、私は聞いたこともない言葉でした。
ジョブ・カードは日本語でいうと職務経歴書というようですがなんとなくピンときませんでした。
以下、厚生労働省のマイジョブ・カードHPからの抜粋です。
この記事ではさらっと表面的なことしか書いていませんが、興味のある方は、下のリンクから正式なHPへ進んでもらえるともっとよく分かります。
ジョブ・カードは、厚生労働省が様式を定め、「生涯を通じたキャリア・プランニング」及び「職業能力証明」の機能を担うツールとして広く普及を進めています。
キャリアコンサルティングなどの相談支援の場面でも用いられ、学生、在職者、求職者など幅広い方の求職活動やキャリア形成にジョブ・カードが役立ちます。
ジョブ・カードを作成することで、自分の強み・弱みや能力に気付くことができ、これまでの経験を踏まえたこれからのキャリアプラン、それに向かってやるべきことが描けるようになります。
厚生労働省 マイジョブ・カード からの引用
ジョブ・カードの種類
ジョブ・カードは大きく3つの様式(シート)で構成されています。
- 様式1 キャリア・プランシート
- 様式2 職務経歴シート
- 様式3 職業能力証明シート
このうち様式1(キャリア・プランシート)には作成を助けてくれる補助シートなるものがあります。この中に自分の価値観や強み弱みの分析といったものも含まれています。
ジョブ・カード作成支援について
職業訓練セミナーの中では、このジョブ・カードの一部を実際に記入してみる、という時間もありました。
たった数分だけでしたが、自分の職歴を書いて、どんな業務をしてそこから学んだことは何なのか、という自分のキャリアの振り返りをするのですが、記入してみた私の感想は、思ってたより興味深いな、というものでした。
履歴書は作成したことはあるので、職歴を書くのは簡単なのですが、どんな業務をして何を学んだのか、というところまで深く振り返ったことは今までありませんでした。これは今まさに迎えている人生の転換期にいる私にとって、すごく必要なことなんじゃないかと思いました。
興味のある人は作成支援のためのキャリアコンサルティングも無料で受けられる、ということだったので、セミナー後に早速申し込み予約を取りました。
ちなみに、このキャリアコンサルティングは怪しいものではなく、厚生労働省のキャリア形成・リスキリング推進事業として行われているものなので、安心して受けることができます。
そして、キャリアコンサルティングをしてくれる人はキャリアコンサルタントという専門職の方なのですが、この資格は国家資格で、守秘義務が課されているので、安心して自分の全てをぶちまけられる、ということのようです。
ジョブ・カードを作成してみる
予約時にジョブ・カード作成のために記入してくる宿題を渡され、今まさにそれに取り組みだしているのですが、これが思ったよりしんどくて。休憩がてらこの記事をまとめています。
私は前職を適応障害が原因で辞めているので、職務内容を振り返る時にどうしても辛かったことがフラッシュバックのようにこみ上げてきます。でもきっと、こうやって自分の過去とも向き合っていかないといけないんだろうなぁ~とは思うんですが、やっぱり精神的にはしんどいですね。
そしてこの記事を書いていて、ようやくジョブ・カードについての全貌が見えてきました。やっぱり理解って大事ですね。そして誰かに伝えることで理解が深まる、というのもやはり事実だな、と思いました。
読んでくれている皆さんのおかげです。ありがとう☆
さぁ、続きを頑張ろう~っと。