今回は私の好きな本の紹介です。
「道は開ける」
仕事を辞めたら本を読もうと漠然と思っていました。何から読もうかな、と迷っていましたが、なんとなくタイトルに惹かれ手に取りました。なんていいタイトルでしょう。
本書との出会い
私が最初にこの本を読んだのは、ハッキリとは覚えていませんが、10年ほど前のこと。同じデール・カーネギーの「人を動かす」に続けて読んだような記憶があります。確か、後輩の指導だったか、主任か何かの役職に就いた時か、がきっかけだったかと思います。この2冊は超がつくほどの名著で、初めて読んだ時は誰かに借りて読んだと思うんですが、すぐ自分でも購入しました。1冊目の「人を動かす」は人間関係について書かれていて、2冊目の「道は開ける」は悩みの克服について書かれた本です。シリーズというわけではないと思うのですが、どちらも有名な本でだいたいセットで紹介されていることが多いです。
今回、なんとなくタイトルに吸い寄せられてこの本を久々に本棚から取り出したのですが、実は”悩みについて書かれた本”なんてことすら忘れていました。仕事を辞めて無職となり漠然とした不安があったのと、無駄にたくさんの時間があり、いらぬことまで考えてしまって寝れなくなったりしていたので、なんてピッタリの本なんでしょう。
まだ読んでいる途中ですが、今日はそのさわりだけでも紹介します。
悩みを解決する魔術的公式
D.カーネギーは本書の中で、ウィリス・H・キャリアさんという方が実践した方法が、悩みを解消するために手っ取り早くて効果的である、と紹介している。その”魔術的公式”は以下の3つのことをやることだそうです。
- 「起こりうる最悪の事態とは何か」を自問すること
- やむを得ない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること
- それから落ち着いて最悪状態を好転させるよう努力すること。
D.カーネギー「道は開ける」より抜粋
本書にはさらにこの後、悩みを解消するための考え方や実際の手法?についてかなり詳しく書かれています。が、まだ今のところそこまでは読めていないのと、昔の遠い記憶しか出てこないので、もっと深く知りたい方は是非、ご自身で一度読んでみることをおススメします。
洋書の翻訳なので、日本の本よりは表現など少し読みにくいようなところはありますが、たくさんの実例をあげて説明されているので、捉えやすいかとは思います。
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なんとマンガも出ていました!
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読んだら是非感想を聞かせてくださいね。
最後まで読んでくれてありがとうございます☆