傷病手当金 | キャリアブレイク中のお金のこと #002

Career Break

お金の話 続きです。

前回は、これまでの経過と仕事辞めよかなと思うまで、を振り返りました。

辞めよかな、と思ってからやったこと

それはもらえるお金を探すということ。

今の仕事を辞めても生活防衛資金で当面の生活はやっていけそうな算段がついたのですが、それだけでは辞める決断はできません。次の職場を探してから辞める、が一般的な考えでしょう。

私の仕事は理系の専門職。求人はありますが、思ったより世間は狭いです。人間関係で行き詰った私はこの閉塞感が苦しく、ネガティブなことばかり考えてしまいます。そもそも闇落ちしてる間は辞めるとか何も考えられません。笑

話は戻って、少し元気を取り戻した私は、過去の無知による痛手の反省を元に、今度はきちんと下調べです。

この秋の2回目の再発の時に、とりあえず離れたい、そう思ってまず最初に考えたのが、休職し傷病手当金をもらう、ということです。

傷病手当金

病気やケガで仕事を休まないといけなくなった時に健康保険組合から給付されるお金です。だいたい給料の3分の2くらいはもらえたと思います。

この制度を使えば仕事を辞めずに一定期間仕事から離れて休養できます。初めて適応障害になって休職した時にはこれを使いました。

仕事に行けなくなるまで休めなかったのですが、休んでみるとなんとまぁ思ったよりもお金がもらえるじゃないですか。仕事してないのにこんなにお金もらえるなんて!とすごく驚きました。もらえる頃には復職してましたが。。

制度を悪用している疑いがある人を知っていたので、受給するのはすごく抵抗がありましたが、本当にありがたいお金です。仕事をそんなに長くは休めないと思って約1か月で復帰しましたが、今から考えるとあの時にもっとしっかりゆっくり休養しておけばよかった、と心から思っています。

結局復帰してから半年ちょっとで、長く務めたその会社は退職。

転職して入った今の会社は、国保組合に加入している会社なのですが、調べてみるとなんと傷病手当金の制度がありませんでした。

保険組合によって違うなんて、そんなことがあるなど思ってもいませんでした。転職時に社会保障についてはあまり深く考えずに決めたので、まさか、という感じです。ほんと無知ってこわいですね。

傷病手当金は健康保険組合によって異なります。大事です。覚えておいてください。

ということで、休職する、という手段はなくなりました。
となると、離れるためには仕事を辞めるしかありません。

辞めると決めたら

もう辞めるの一択になりました。

仕事を辞めるともらえるお金、そう、失業手当です。

またまた続く・・・

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