キャリアブレイク中のお金のこと #001

Career Break

今日はお金の話です。

仕事を辞めると収入が止まります。
次の仕事を決めずに辞めるというのは、つまり収入が途絶えるということ。

これ、かなり大きなことです。

辞めると決断するまでに考えたお金のことを書いていこうと思います。

これまでの軌跡

詳しいキャリアについては省略しますが、私は大学を卒業してから1年働き、貯めたお金を持ってワーキングホリデーへ。その後、貯金が尽きそうになり帰国→就労・結婚・出産というバタバタとした3年間を過ごしました。産前は2日前まで働き、産後も8週間で復帰し、それ以降は絶え間なく働き続けてきました。

そしてまもなく、この歳(40過ぎ)で仕事辞めます。2023年に長年働いてきた職場を退社する時は結局ブランクを開けず転職し、有給消化はしたものの、本職以外の予定が入りすぎていて、ゆっくりとした休暇が取れませんでした。今回の離職は勤務歴1年ちょっとなので有給休暇はほぼありません。あと2日くらいあるとかないとか。。

長期の休暇は産後以来です。

産後の悪夢の日々

産後の生活は、毎日毎日消費ばかりする日々で、何も生産性のない日常に恐怖すら感じていました。当時は夫はいましたが、まだ大学生だったため、貯金を食いつぶす日々でした。なのに娘のオムツやミルクはいるし、毎日食べていかねばなりません。どんどん減っていく通帳を見ては焦っていました。
当時はフルタイムのパート勤務だったので育休は取れないと言われ、まだ保育園にも入れない娘を義理の母に預けて産後8週間で復職しました。毎日毎日母乳でカチカチに張った胸で義母の家へ行き、授乳してから帰宅し自分の食事です。
絶対今じゃそんな生活できない、と思います。若かったからこそできたんでしょう。そして当時の私はあまりにも無知だったと思います。社会保障の制度なども知らず、とりあえず働けばいいと思っていましたから。笑

お金の算段

話はそれましたが、今回は仕事辞めるにあたって、お金についてはかなり色々考えました。当時のような思いはもうしたくありませんでしたし、今は娘も高校生。なにかとお金もかかります。

ただ、これまでがむしゃらに働いてきたのと、実家で生活させてもらっていること、給料が上がっても日常の生活レベルをそんなに上げなかったことで、それなりにお金が貯まっていました。
もうかれこれ15年くらい前になりますが、離婚する時に、今後ひとりで生きていくために、老後の資金に毎月いくら、住宅の改修費用に毎月いくら、と積み立て計画を立て、これまでずっとコツコツ貯金をしてきました。役職がついた数年前くらいに、職場の知り合いからiDeCoとNISAを薦められ、少額ながら投資も始めました。

そうやって貯めてきた貯金を全部かき集めて、どうやらしばらくの間の生活はできそうだ、というお金の算段がついたことも最終的に仕事を辞める決断ができた一因だと思います。
というか、お金の算段がつかない間は辞めるという選択肢すらありませんでした。

辞めよかなと思って、まずしたこと

今年、適応障害が再発した時に、仕事辞めよかなという考えが頭によぎりました。

これは1度目の休職時には思いもしなかったことです。1度転職して、人生設計を見直すにあたり、資金計画も組み直しになりました。ちょうどその頃、新NISAの話題もあり、資産運用に関してもかなり勉強していました。ただ、いくら生活防衛資金は貯まっているとしても、仕事辞めて無収入だとさすがに困るな・・・。

そう思った私が次にしたことは、もらえるお金探しでした。

長くなってしまったので、続きは次回へ・・・

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