先日、大阪・関西万博のテストランに行ってきたので、記録しておきます。
今回は、参加までと会場内のざっくりとした感想だけまとめます。
万博テストランへの参加
まず、そもそもテストランに参加することになった経緯を書いておきます。
ちょうど1年前くらいに万博ボランティアの募集があり、実はそれに応募していました。会場ボランティアが当たり、開幕するとボランティアスタッフとして5日間ほどお手伝いに行ってきます。
ブラック企業並みの待遇だとネットで叩かれているボランティアですが、テストランではお客様として入れるとのことで、もちろん行ってきました。
ボランティアの初日に初めていく会場でいきなり色んなこと聞かれても、「いや、私も初めて来たし」なんて言えないのでどうしたものかと思っていましたが、こんな機会があるなんて。
チケット発行
まず、ボランティア宛にきたメールからテストランへの参加の申し込みをしました。私は土曜日の10時の枠が当たりました。メールでの指示通り、チケットを登録して準備完了です。
今回の万博、未来のデザインというのがテーマになっているからか、最新の技術を取り入れまくっています。チケットは全て?デジタルチケット、会場内では現金は使えず電子マネーやクレジット決済です。ということで、チケットも発券ではなく登録です。
と簡単に書いてますが、こうゆうのが意外と手間でした。
ボランティアのマイページというところからすっと繋げてくれたらいいのに、と思ったのですが、一般の入場客と同じように万博IDを取ってから、マイチケットというのを登録するみたいです。これ、絶対できない人いるよなぁ~と思いながらも登録。
でも、この操作もしたことなかったら万博を薦めにくいので、とても良い経験だと思いました。万博を盛り上げるお手伝いもボランティアの役割の1つですから…。
パビリオンの予約
パビリオンの予約も必要です。
テストランは3日前から予約可能でした。開幕後は7日前から?できるそうです(合ってるかなぁ)。あんまりシステムは分かっていません。きっとブロガーの人がまとめサイトを作ってくれると思うので、そちらをご覧ください(笑)
予約しなきゃと思ってログインしたのがテストラン2日前。もう人気のパビリオンは予約いっぱいでできませんでした。
というか、どのパビリオンに行ったらいいのか、何を見たらいいのか、の情報がなさすぎて判断がつきませんでした。とりあえず大屋根リングとやらを歩きたいってのと、写真の映えスポットを探したい、という意味不明な目的だけがあったので、時間が不自由になるのが嫌で、結局パビリオンの予約はせずに来場。
結果として、パビリオンの予約は絶対して行った方がいい、と思いました。
ちなみに、歩き回るだけでも十分1日終わります。というくらい広い、広い、広い。
テストラン当日
私が当たったのは、10時のチケット。9:50くらいに夢洲につく電車に乗りました。
- 夢洲駅ホーム。 ニュースの通りおしゃれで近未来的です
- 駅の改札。右奥に顔認証のゲートがありました!
- 東ゲート。これ、だいぶ近づきましたが、ここからがまだ長い~
- 入場前の手荷物検査。これが終われば入れます
手荷物検査は空港の国内線と同じようなレベルで、水筒やペットボトル、スマホやカメラといった電子機器はカバンから出し、X線の機械と金属探知機を通ります。
荷物チェックのあとはすぐに入場券をかざすので、QRコードは事前に準備が必要です。
ちなみに、入場できたのが、10:50。駅から1時間かかりました。
万博会場の歩き方
- 東ゲート入ってすぐ。 鹿のオブジェの向こうにインフォメーションがあります。
- ミャクミャクがお出迎え。 すごい人です。
とりあえず想像以上に広いです。USJやディズニーの比ではありません。
USJだと3個分弱、ディズニーランドとシーを合わせてもまださらに大きいです。
普段歩き慣れていない人は心して行ってください(笑)
大屋根リングは1周約2キロと言われていますが、ぐるっと一周歩く必要はないと思います。また、会場の端から端まで歩こうなんて考えない方がいいと思います。
私は、屋根の上1周と地上をウロウロ途中パビリオンを3つ入って、西ゲートの向こうの建物にたどり着いたのが17時。時間切れで入れなかったところもたくさんありました。写真撮ったり休憩したりしてたからかなぁ~。18時閉園で17時以降はパビリオンやお店がどんどん閉まります。なので実質17時からは駅に向かうだけでした。悔しい…。
時短のために端折るなら絶対大屋根リングです。
詳しくは、また別の記事でまとめます。
地上を歩いていると素敵なパビリオンがいくらでも転がっています。
どの建物もおしゃれで全部写真撮ってきたら良かったと思うほどでした。
東ゲート、西ゲート、どのように行くかによって違いますが、個人的には東ゲートがおススメかなぁと思います。メインゲートはおそらく東かと。
子連れの方は西ゲートがいいかもしれませんが、大屋根リングにたどり着くまでに子供の遊び場で捕まってしまうかも(笑)
パビリオンの予約が取れたら、その目的地に近い方から入るといいかもしれません。
なんせ広いので、事前に行きたいところを決めてルートを考えておいたほうがいいかもしれませんね。
私が行ったパビリオン
予約なしでも入れるパビリオンはいくつかあったのですが、その中で私が入ったパビリオンは、
①日本館
②サウジアラビア館
③オーストラリア館
の3つだけ。
- 日本館
- サウジアラビア館
- オーストラリア館
並べば入れたのは他にもあったけど、基本並ぶの嫌いなのと、隅から隅まで歩き倒したいというのがあったので、入りませんでした。今思えば、もっといろんなところに入れば良かった。
ニュースにもなっていましたが、テストランの時点ではまだ半分くらいが工事中(笑)。開幕までに終わるのかな、というくらいの工事っぷりでした。
詳しくはまた別の記事でまとめます。
オススメする持ち物
- 飲料水ボトル
- 帽子・サングラス
- 会場マップ
- スマホ
- モバイルバッテリー
- イヤホン
- エコバッグ
- 軽食
・飲料水ボトル…ウォーターサーバーが結構あちこちにあり、無料で水が飲めます。だいたい自販機もセットで置いてあります。自販機の価格は街中より気持ち高めです。
・会場マップ…持っていない人は入ってすぐにインフォメーションでゲットすることをおススメします。アプリでもいいと思います。公式マップはこちらから見れます。
・スマホ…これは言うまでもがな、だと思いますが、パビリオンに入るのにスマホ操作が必要です。次のパビリオンの予約をするのに、予約済のパビリオンが完了した、という操作が必要だそうです。私は予約してなかったのでやり方は分かりませんが、パビリオンを回りたい方は習得する必要がありそうです。
・モバイルバッテリー…思ったよりスマホを使うので、私は途中からモバイルバッテリーを繋いで使いました。カメラも結構電池消費するしねぇ~
・イヤホン…たまたま入った日本館では音声ガイドがありました。別になくてもいいですが、説明があった方が分かりやすいかも。でも日本館の音声ガイドはYouTube動画になっていて、画面閉じると音が停まり、カメラ開くと音が停まる、画面ロックすると音が停まる、となんとも不便な音声ガイドでした。これ、是非とも改善してほしい。個人的には音声ガイドは好きです。
・帽子サングラス…大屋根リングの上は炎天下が予想されます。日除けグッズは必須です。忘れたら買ってください。死活問題です。正直日傘はオススメしません。混雑しているところで広げられたら邪魔でしかありません。どこかに置き忘れたり、子供に怪我をさせてしまったりとリスクしかないと思ってます。
・エコバッグ…今回は買い物してませんが、たぶん袋は有料だと思います。来場者用オンラインショップで買うこともできますが、パビリオンにもお土産屋さんがあるので、気になってしまいます(笑)
・軽食…今回はお店がまだ開いていないのでお弁当を持ってきて、という連絡があったのでお昼と夜の分を持って行っていました。これは正解だったと思います。疲れた時、好きな時に食べれるので時短になります。素敵なレストランもたくさんありますが、行きたいとこたくさんあるなら時間がもったいないかなぁ。
まとめ
思ったより長くなってしまいました。
実質万博会場内に滞在出来たのは、10:50~17:30の6時間40分でした。21時くらいまで開いてると思って行動してたので、思いがけずの退園となってしまいました。
重たい水筒にお湯入れて2つも持って行ってたのにほぼ飲まず。軽装だったらもっと疲労度が違ったかも。冷たい水でいい人は空のボトルだけで十分です。
万博に興味が湧いてきましたか?チケット取るまでにもいろんなハードルがありますが、是非1度くらいは行ってみては、と個人的には思います。
日帰りで行ける距離というだけで我々関西人にとってはありがたいことです。
しばらく万博の写真とともにまとめて行こうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。