久々のハンドメイド品の投稿です。
タイベックシルバー製 スタッフバッグ
なんかかっこよく言ってますが、要はきんちゃく袋です。
スタッフバッグというのは、山に行く時に、ザックの中にいろんな物を入れるのですが、それをまとめるための入れ物です。別にきんちゃくじゃなくて普通にナイロンのポーチとかジップロックとかでも代用できるので、特別優れたものでもありません。笑
今回は、タイベックシルバーという防水透湿性のある素材を使って(とゆうか、余り布で)、きんちゃく袋を作ってみました。
なんでこんなものを作ったのかというと、そもそもこのタイベックシルバーで昨年、寝袋カバーを作りました。その時の端切れがたくさんあったので、なにかできないかなぁ~と思って、一番簡単なきんちゃくを縫いました。
- 一番長いのは、中に折りたたみトレッキングポールが入っています。
- 内側はこんな感じでアルミ素材です
- ひもを通すとこんな感じ
というか、紐を通してないのもあるので、出来上がってもないのかもしれませんが、紐なしでくるくるっと丸めて閉じてもいいかなぁなんて思ったり。
紐の色や素材でだいぶイメージも変わってくるし決めきれず…。
タイベックシルバーってなに?
このタイベックシルバーという素材は、デュポン社という会社が作っている、高密度ポリエチレン不織布タイベックに、アルミニウムを蒸着させ、さらに繊維の一本一本にアルミニウムの劣化を防ぐ抗酸化樹脂コーティングを施した遮熱素材です。また、水は通さないけど湿気は通す性質も持った、透湿防水素材でもあります。
建築現場で建物の防水シートとして使われていたのが発端なんですが、最近アウトドアでも使えるということで流行ってます(たぶん笑)。
素材自体もすごく機能性があるんですが、なによりその軽さが私的には感動ものです。
軽いのに丈夫。去年、生地を買って以来、先述したシュラフカバー以外にも、バッグやポーチなどいろいろ作って使ってみましたが、生地は軽いのにすごく強いです。エコバッグとかにもできそう(でもナイロンの軽さと薄さには勝てないかな)。
ただ、アルミが貼ってあるからか、中にスマホを入れてフタを閉じてしまうと、Bluetoothのイヤホンがつながらなくなります。電波も受信しにくくなるような気がするので、スマホを入れて使うようなバッグやポーチには適してなさそうです。電波も遮断するんでしょうか。
あと、生地自体は丈夫なのですが、白なので、持ち手を共布で作るといつか黒ずんできます。でも綿素材よりは全然マシです。それと長く使ってわかったのが、擦れにはあまり強くなさそうかも、ということ。ちょっと生地の表面がケバ立ってきます。そりゃまぁ建材としての素材だから、擦れることなんてないもんねぇ~。このあたりは仕方ない。
なので、個人的には、ガシガシ使って、表面が気になってきたら新しいものに変える、という感じの使い方かなぁと思います。
次は何を作ろう~
何はともあれ、素材は山ほどあるので、いろんな物を作って行きたいと思ってます。
今回いくつか作ったスタッフバッグは、とりあえず色んな物入れて山に持ってってみようと思ってます。あと、山仲間に生地を小分けしてほしいと言われてるので、そのおまけとしてつけてあげようかなぁ~なんて思ったり。
あ、そうそう。この素材、切るだけでグランドシート(レジャーシート)になります。なのでいつも2mに切ったものをグランドシート兼イマージェンシーシートとしてザックに入れてます。端の処理もいらないし、多少の汚れは水洗いで落ちるし、結構気軽に使えます。
シュラフカバーはマミー型で作ったけど、シーツ型にして、防災グッズとして家族の人数分、置いておくのもいいのかな、と思ってます。
そういや、山旅旅さんが、ウィンドブレーカー作って販売してましたね。あれ、どうなんだろ…。気になってます。ウィンドブレーカーがありなら、ラップスカートでも作ろうかな。ちょっと寒い時に巻くと温かいからいいかも?でも白だからなぁ…
遮熱効果があるなら日よけ対策の何かとか作れないかなぁ~。帽子は暑いかな?!顔に直接あたるのはちょっと抵抗ある気がするけど、もしかして最強に涼しかったりして(笑)
山は日差しが強いから紫外線対策になるなら色々作りたいなぁ~
なんて想像だけが膨らみます。
また何かできたらアップしますね~☆
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。