またまた写真シリーズです。
今回は、写真教室なるものに連れて行ってもらったので、記録しておきます。
写真教室
先週撮影会に連れて行ってくれた母の友人にまたもや連れて行ってもらいました。
この写真教室は毎月定例で地域のカルチャーセンターで行われているらしく、今回の参加者は18名といつもより多かったそうです。
平日昼間なのでもちろん年齢層は70~80代と高めです。
部屋に入ると見慣れないものを見るかのような視線がビシバシ刺さります。
なんかこの感じジムに最初行き出した時のようです(笑)
教室の流れ
参加者それぞれが2Lの写真を5~6枚持ち寄り、タイトルを付け、並べてホワイトボードに貼りだします。
それを各々で鑑賞し、5点選びます。その後、先生が18名それぞれの写真の中から一番良い物と次点を選び、1人ずつ写真に対してコメントをくれます。
といった流れでした。
先生曰はく、「この会は写真を上手に撮るというよりかは楽しむという会だからね」ということです。
私は先日の撮影会からの以下の5点を持って行きました。
いざ、講評へ
先生から選ばれたのは、夕陽の写真。次点は花だったかな。
先生のコメントです。覚えている範囲ですが・・。
花の写真は、花とその他がだいたい半々の構成になっている。それが6:4か7:3くらいになってるといいので、ひしゃくの辺りを削って、緑は生かしてうしろに風情を感じるのが少し入るともっと良くなる。写真は引き算。いらないところは削っていく。
お雛様はボケはいいけど、もっと表情が分かるといい。
という感じだったかと思います。
先生はすごく褒め上手で、必ずいいところを言ってくださるそうです。他の方へのコメントもとても勉強になります。どうなってるといい写真なのかというのが分かるので、なるほど・・・となります。
他の方へのコメントでも、
・着ぐるみが白で面積が大きいので、レタッチで頬っぺたにピンクの化粧みたいなのをしてもいいかも。
・鳥が3羽いてトライアングルになってるのはいい。もっと電線の上にたくさんいたら楽譜みたいになって面白かったなぁ。
・鳥は羽を広げた姿がキレイなのでこっちの方がいいなぁ。
・ここ(川面)にとんびの影か、水の輪っかのようなのがあったらもっと良かった。
という感じで、写真見ながら講評を聞いているだけでもすごく勉強になりました。
先生は二科展?でも入賞されたり、コンクールの選ぶ側?をされたりと結構すごい人らしいです。パっと見は、80半ばの普通のおじいちゃんですが、すごく活動的でお元気です。まぁそれは先生だけでなく、教室に通われてる方々もなんですが・・・。
毎月5枚出そうと思うと結構大変なんだそうです。
写真撮りに行って、撮った写真見てレタッチして、作品に仕上げて、印刷する。
確かに毎月完成度の高い物を仕上げようと思ったら、なかなかのハードワークだと思います。
そもそも、カメラ持って出歩かないと撮れないし、みなさん数10年されている方なので、一通り撮ってしまって普通の写真じゃ面白くないそうです(まじすごい、その境地…)。山のように撮って帰った写真の中からいいのを探すのも大変だし、さらにそれをトリミングして、色の調整をする。1枚の作品を仕上げるのに、永遠のような時間がかかります。
思ったこと
今回の撮影会と写真教室で思ったこと。
①写真って撮ったら終わりじゃないのか・・・
今まではフレームの中にどう収めるか、とかを必死に考えて撮ってましたが、撮ってからトリミングで拡大したり、色調整したり・・。撮ってからの選択肢が無限大。
②写真って思ったより作られてるんだ・・・
ある1場面を切り取られてると思っていたので、その瞬間に居合わせてシャッターチャンスを狙ってるのかと思ってたけど、普通にそこらへんにいる人にモデルをお願いしてる。ちょっと驚き。
レタッチでなんぼでも色なども変えようと思えばできるらしく、なんかちょっとショックでした。
③写真ってお金がかかる!
カメラやレンズ、レタッチソフト、遠征費などなど、思ったよりお金がかかりそうです。技術だけじゃなくツールをうまく使えばいい写真ができるなんて、なんか夢がないなぁ~。まぁいい機材を持っていても使いこなせないと意味ないので、それはそれで写真家の腕にはなるのかもしれませんが・・。
④写真って奥が深い
人の写真を見て思ったのが、やっぱり好みが人によって違うなぁ~ということ。鳥を撮る人、人を撮る人、など撮影対象もそうですが、構図もそれぞれ違います。
好みでない写真はあんまり響きませんが、いい写真はもうそれだけで惹きつけられます。これが感性なんでしょうか?でもこれって人それぞれじゃない?とも思います。
そんな中、コンクールで選ばれる写真というのはやっぱり何か惹きつけられるものを持っているんでしょうね。いつかそんな写真が撮れたらなぁと思います。
まとめ
この写真教室は平日に開催なので、4月からはたぶん行けません。でも可能なら写真だけでも出してコメントもらえたらなぁなんて思ってますが、どうなることやら・・・。
1度や2度で上達はしないよ~と言われましたが、ほんとその通りだと思います。継続は力なり。そうゆう意味でも毎月5枚というノルマはいいかもしれませんね。
とりあえず父のカメラを我が物のようにして持ち歩くことから、かなぁ~と思ってます。
週末やってる初心者向けの写真教室に通うのも一つですが、写真教室は結構お高いらしい。。。習うのにも高いハードルがあるなんて・・・。
最後までお読みいただきありがとうございました☆